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気軽にやってると消費者視点を見失ってる

少し前に、ある接客業の正社員に、
バイトへのテストを見せてもらった。

そこに、正社員の人が一つ一つ
メッセージをしたためていたのだけど、
僕も講師経験を鼻にかけて、
「一つだけ書かせてもらえませんか?」
ということを頼んだ。

具体的な解答は差し控えるが、
「そんなにTPOを捉えた宣伝方法を伝えられたら、
きっとお客さんも手に取りやすいですね!」
みたいなメッセージを書いた。

実はその経験から結構な時間が経つんだけれども、
この気軽なメッセージをずっと後悔している。

これは完全に「消費者視点」ではないのだ。

「売る側の視点」でのメッセージでしかない。

TPOに言及するところまではいいのだけれど、
それが顧客の価値、つまり消費する瞬間に
考えが及んでいなかった。

塾の講師をしている時は、
絶対に生徒側の価値を忘れなかった。

夏期や冬期などの特別講座も、
生徒の目的に合わせて、どのように学び、
何を得られるのか、をはっきり伝えたから、
数学という不人気の科目でも、
異常な受講率を達成することができた。

受講、つまり「売ること」を目的として宣伝していなかった。
成績向上やある分野におけるほぼ完全な受験の対策、
つまり「顧客の価値獲得」を説得力ある形で伝えていた。
はず。

それなのに、僕といったら、
簡単なことをすぐ忘れてしまう。

売ろうとしている人から
絶対に買わない僕なのに、
いざ立場が逆転すると、
簡単に売ろうとしてしまっていた。

これはもうすぐ「売る側の人」になることを考えると、
しかも、忙しくて心の余裕が失われるかもしれないことを考えると、
今、ショックとともに気付けて良かったと思う。


ただし、それとは逆のことも気をつけないといけない。
それは「余計なお世話」をしないこと。

例えば塾であれば、
「成績向上、あるいは志望校合格を目的に」
生徒や保護者はお金を払っているのだから、
それ以外のことに熱意を燃やしてはいけない。

全てが成績向上に繋がる行為でないといけない。
もし、入塾の時点で他のニーズがあれば別だが、
しつけや人間教育といった胡散臭いものを主目的としてはいけない。

するなら例えば合格させる為に必要な
学習習慣をつける目的などでないといけない。

そこを履き違えてはいけない。

想いやりは想いが先行してしまうと
ただの押し付けになるものなのだ。


取引が成立している限り、
ニーズはあるし、それを感じさせること、
価値を生み出すことは可能なのである。

だからこそ、それを過不足なく把握し、
上手に提供、伝達できる売り手でないといけない。

一つのアンケートについて1カ月近く悩むことで、
自分に少しでもこの意識をすり込めただろうか。

それが今はできているし、
これからも忘れないことを信じ、
今日は明日の為に寝ようと思う。
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