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Unpluggedへ向かっています。

僕はすぐ気が散るほうなので、
最近は散った先をできるだけ
(主に読書に)集中させようと工夫しています。

twitterも辞めたし、
家にいる時は携帯を自分の手の届かない所に置いているし、(子供かw)
ゲームのアプリは気が向いた瞬間に削除します。
(今日は出来心でダウンロードした「風来のシレン」を削除しました)

だから、少しだけテレビを見る機会も増えました。
食事してるときとかついているし。

でも、昼の番組とかはくだらな過ぎて見れません。
情報バラエティ番組の情報を信頼できません。
(ってか「情報バラエティ番組」ってなんだよって感じ)

今日、そんなことを考えていると、
家の中に
テレビ局の裏側 (新潮新書)テレビ局の裏側 (新潮新書)
(2009/12)
中川 勇樹

商品詳細を見る

という本があることに気づきました。

これがなかなか面白い。


でも、テレビを純粋に楽しみたい人は
この本も、この記事(の本に関する部分)も読まないほうがいいと思います。



幼い頃に親しんできたメディアの仕組みが分かって、
なんだか嬉しい半面寂しくもありました。

それにしても、最近は「ネタバレ」的なモノが売れている気がします。

漫画では
「バクマン」を始めとした漫画化になるためのストーリーとか、
「ブラックジャックによろしく」など、医者モノはいろいろありますね。

テレビを見ていると、
バラエティでテレビ専門用語はずいぶん飛び交っているし、
「ボケ」「ツッコミ」はもちろん、
「出オチ」「鉄板」「おいしい」なども誰もが分かる語として使われています。
お笑いの仕組みも公開されつつありますね。

他にも、クイズ番組では、
業界の内情などをクイズのネタにしたりするのも良く見られます。

視聴者は内情を吐露してもらうのが好きだと思われているんでしょうね。
秘密好きが多いのはなんとなく頷けるし、
実際に数字が出ているんだろうと思います。

しかし、内情の切り売りは他社(者)の追随を
促進させるものだと思うんですがね。

それでも短期的な売り上げが欲しい、
あるいは欲しいと思う人がやってしまっている、のかもしれませんが。




本の内容としては、


テレビ内の格差、
内部の下請け・孫請け構造、
スポンサー・CMの仕組み、
やらせ報道などの問題、
その他番組の作り方、
などについて書かれています。


仕組みが分かるとモノの見方が変わります。
その見方は忘れないと戻すことができません。

きっと僕のテレビの見方は変わらないのだろうと思います。

やっぱり少し残念です。
もっと無邪気に僕を魅了してほしい、と思います。

しかし、この本に手を伸ばしたのは、
もう魅了してもらえる気がしない、
という意識があったからというのもあるでしょう。

あるいは、もうこれくらいのレベルに陥ってしまったのなら、
自分にも何か盗めるところがある、と思ったのかもしれません。


実際、この本にはいい意味でも、悪い意味でも、
「だまし方」の裏側について詳しく記述されています。


テレビは「いかに魅せるか」を大事にするメディアです。

それは
「いかに面白いか」という形になることもあるし、
「いかに分かりやすいか」という形のときもあり、
「いかに美しいか」という形になる場合もあります。


よって「本質」よりも「現象」を捉えがち、
さらに、「現象」をより鮮やかに見せようとしがちなメディアなのです。

テレビを見ていても、(ネットをみていると特に、)
スポンサーの現象、番組制作費の現象というものが、
視聴者にも聞こえるようになってきました。

番組内でも「制作費の削減の為」などと口走る人も出てきました。


その制作費を圧迫するのは、タレントのギャラ。
そして、報道にかかる費用らしいのです。

タレントのギャラはどんどんアップしていきます。
制作費は変わらないのに、ギャラは純増していきます。
それにより、下請け・孫請け制作会社へのフィーが圧迫されます。
制作費減少と親会社からの数字に対する圧力によって、
ねつ造・やらせができやすい仕組みとなっているそうです。

ただ、ギャラよりも費用がかかるのが報道への費用なのだそうです。
なぜなら、高額の機材と多数のスタッフを
長時間常駐させる費用が発生するから。
(それを削減するためにテレ東は特番をしないとのこと)

よって、高額のギャラのタレントを使うときは、中継などはほとんど入らないし、
逆に、中継や取材が多い番組は高額のギャラのタレントを使えない。

どう数字を取るかに、スポンサーからの制作費がかかっているので、
その他にも様々な趣向を凝らして、数字を狙う。
(グラフの多用、「平均値」の乱用、都合良い結果のみの紹介とか)

そもそも、その数字(ビデオリサーチという会社が視聴率を測っている)というのが、
視聴率10%であれば統計上の誤差が±2.4%,
視聴率20%であれば統計上の誤差が±3.3%あるというから驚きである。

そんな不安定なものを目指して
苦労とプレッシャーが積み上げられてできている。


テレビ局、特に制作会社へのプレッシャーは半端ではないようだ。


親会社、世間、スポンサーに加えて、
他にも、法律の縛りがあるらしい。

というのも、日本の民放は許認可制だからだ。
完全な「報道の自由」というものは存在しないらしい。


以前から偏向報道をやっているのではないか、
と僕は思っていたのだけど(しているかどうかは分からないけど)、
そういうのをしても仕方ないような仕組みになっているのかもしれない、と思った。


少なくとも「情報バラエティ」という番組の情報は僕には信用できない。


今では懐かしい「電波少年」というバラエティでのやらせが発覚した時に、

「日本テレビの氏家社長(当時)は、「番組の性質上、道義的な責任は無い」とした。
つまり、バラエティだから問題ないという見解を示したのである。
(中略)
つまりドキュメンタリーのような作りをしていても、
バラエティ番組を銘打っていれば、
視聴者に黙って「仕込み」をしてみもいいということが常識化する。
仮に発覚しても「バラエティなんだから」と公式に表明できるわけだ。」(p.112)

と著者は言う。

そういえば最近は色んな「バラエティ」が増えた気がする。

それこそが今の制作側の逃げ場なのかもしれないと思うと、
なんだかやるせない気持ちになる。


本書の終わりの方にこんなことが書いてある。

「最近は1日の最高視聴率の番組が16%代、
しかもNHKの「ニュース7」という日が珍しくない。」(p.202)

インターネットに始めに進出したのもNHKだったようだ。


NHKが真っ白な組織だというつもりではないが、
NHKを信じたくなる気持ちは分かる。


番組の作り方、
バラエティ番組の「空気」、
どのチャンネルでも観られる「流行」。


そういうものはお腹一杯。
中身も知ると構造が見えてしまう。

いつからだろう、
テレビを観ていて
「この作り方、うまいなぁ」という感想を漏らし始めたのは。


もう純粋に番組を楽しむことはできなくなるんだろうか。
そう思うと、やっぱり少し寂しいなぁ。

ってかこの記事、途中で敬語が消えた(笑)
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