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あらゆることに全力だった高校時代。全てが手段で目的だった。

普段、気に入った本でも一から読み返すことがほとんどない僕が
この漫画は今日だけで5回ぐらい読み切ってしまった。

学校の時間 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ)学校の時間 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2010/07/23)
長田 佳巳

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学校の時間 下 (MFコミックス フラッパーシリーズ)学校の時間 下 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
(2010/07/23)
長田 佳巳

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上下2巻で完結。


学園物マンガって、大きく2つに分かれていると思っていて、
①何か一つの事に向かって学生の元気を全力投入するマンガ
②学園の日常のユルさ、楽しさ、仲の良さなんかをコミカルに描くマンガ
に大別されると思う。

①の代表的なのはスポーツものとか恋愛ものとかが多いと思う。
ただ、最近は「ちはやふる」「バクマン」などの
文科系の題材のマンガも目立ってきている。

②はオタクものとみなされがちなものが多いかもしれない。
「あずまんが大王」「桜蘭高校ホスト部」みたいなのがそうだと思う。
最近では「生徒会役員共」などもこちらに入るだろう。


ただ、この漫画は
「何にでも全力で挑むマンガ」だ。
力の矛先は問わない。
何にでも全力で挑むのだ。

その点ではハルヒも同じかもしれないが、
ハルヒはSF要素も結構含まれているのでちょっと違うと思う。
ということはハルヒも上記の2ジャンルからは外れたものだとも言える。



話を戻すと、本作品では全ての事に全力なのだ。
好きなことに対しても、
上手くいかないことに対しても、
喧嘩も、
恋愛も、
体育も、
遊びも、
休み時間も、
移動時間でさえも。


自分はいつから
「これは目的じゃなくて手段だ」なんていう
分かったようなクチを聞くようになったのだろうか。

あの時は全ての手段が目的でもあった。

全部楽しかったし、
上手くいかなかったし、
結果が予想もつかなかったし、
そんな気持ちを皆がそれぞれの形で持っていた。



僕の高校(男子校)では、

授業中でも笑いに関する厳しい指摘が飛び交った。(先生も混じっていた)

みんなでなぜか竹刀とかバットを携帯している生活指導の先生にビビってた。

いつもの休み時間、罰ゲームは本気で殴っていた(肩パン)。
ってか最終的には挨拶で殴り合ってた。授業中でも殴り合ってた(笑)
罰ゲームを受ける部位に応じて皆の肩に痣ができてた。

朝礼の1時間前に来てクラスの中の15人ぐらいで野球をやり、
皆で当たり前のように早弁して昼休みもフルでスポーツをして走り回り、
昼以降の授業は暑過ぎて半分以上ちゃんと服を着てない状態で、
放課後また暴れ始める、なんて生活をしていた。

スクールバスでラグビー部はマジでいかついなー、とかいつも話してた。

予備校で暴れて窓割って、それ以降、そこから営業が来なくなったり。

「単語全然覚えられへん」とか言って本気で苦しんだり。

皆で必死で勉強したのに物理のクラス平均点が20点台だったり。

通学途中の女子生徒が自分のこと好きやで、とか妄想したり。

体育はいつも本気。バレーボールは3アタック当たり前。
バスケは常に奪取。体育大会は特進クラスだからこそ優勝を目指したり。

クラスの有名人に分からないように
隅っこで1対1のシュールな笑いを提供していたり。

全力で下ネタ言う奴らの中で、
非下ネタに無駄に拘ってみたり。

文化祭では女子高生を探して校舎の中をひたすら歩きまわったり。
どうせ目当てがいるから来ているに決まっているのに。

初めてできた彼女との接し方に思考錯誤したり。
一方で、いかに金を使わずに大人の階段登るか妄想したり。

無意味にズボンずらしたり。カラー外したり。
制服ちゃんと着てないのに入試の時はなんだか誇りに思えたり。

本気でふざけて、本気で怒られたなー。

あくびしただけでビンタされて、
本気でイラついて、でも後でネタにして笑ってたなー。

身体でかいやつのじゃれているつもりが、
身体小さい自分には全く抵抗できない攻撃であったり。

バカばっかりなのに初年度のお寺合宿のお陰で、
みんな浄土宗の遺訓は入学1カ月で暗記してる。
アーラーラ・カーラーマとウッダカ・ラーマ・プッダの意味が分かったり。

誰もが万能でないなりに、
自分の課題に全力でぶつかってた。

恐かったけど、あらゆることが未知だったからか、
失敗するとか成功するとかそんなの二の次だった。

悩んだ。笑った。走った。
一生懸命斜に構えてたりね。



ほんと、「何のため」とか考えなかった。

目の前にあったから飛び込んだ。

「やりがい」なんて言葉知らなかったけど、
全部にむっちゃやりがいを感じてた。

「真面目」なつもりなんてなかった。
やれば何かしら「おもろさ」を見つけるだろうと感じていた。


だって、クラスの皆がおもろいんだし、それが当たり前だった。



自分には思いつかないおもろいことを、あいつが言う。

「あいつらしいことを言うな」とか思うけど、
あいつにしか思いつかないし、あいつにしか言えない。

そんな輝いたものをほとんどの同級生が持ってた。



この本を読んで、色々思い出した。
読むたびに違う思い出がよみがえった。
懐かしくて、楽しかった。


帰りたいと思った訳ではない。

むしろ、「今もできるやん」って思った。



周りのものなんでもぶつかってみたら楽しい。
楽しさとぶつかるだろうと思ったら楽しい。

実際、ぶつかったものからは何らかのおもろさを見出してる。

もっと色々ぶつかってみてもいいんじゃないか。

自分の能力に見切りをつけるほど悟ってるわけじゃないし、
やっぱり、自分を投げてみて、楽しんでみれば。

先を見据えなければいけないほど責任ある立場なんて、
まだまだ訪れないだろうし。一生訪れないかもしれないし。

世間体を気にする必要があるほどビッグでもないし。
何かを背負っているわけでもないし。


もっと、なんでも楽しめんじゃないか。
中途半端じゃなくて。
しんどいことでも恐いものでもなんか楽しい感じだった。


そんなことを思っていたら、
自分、世界、今、未来、人、街、色んな物が一層明るく見えた。



くだらないことでもおもろくできたじゃん。
今より賢くないのに。あんなに工夫してたじゃん。

今、同級生は一足先に社会人になってる人がほとんどなんだろうけど、
もしあの頃のすばらしさを腐らしているのならもったいないなぁ。








と、
本書を読めばこんな風に自分の本気だった高校生活を思い出せると思います(笑)


さて、本気で風呂はいろ!
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