スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加

鳥から空を奪い去る鳥籠

鳥籠は「鳥のための籠(かご)」ではない。

鳥から空を飛ぶことを奪い去るから。


鳥が空を飛ぶことを美しいと思うし、
空に鳥がいる事で空に目を向ける事ができる。


普通に人間として生きていたら気づけない景色を見せてくれる。


通学路でも、散歩道でも、
彼らの存在が見えるものを増やしてくれる。


それを見て、それが欲しいと望む人間がいる。


彼らの見せた空が素敵だから近くに置きたいと願う。


鳥が自分には見れない新しい世界を見せてくれたのに、
自分の世界の中に、より小さい籠を作って、彼らをそこに閉じ込める。


空が生きる場所なのに、近くの空を小さく切り取って、
そこに入れて満足するように教え込む。


彼らもそれに慣れる事で小さな世界に慣れてくる。
小さな世界でしか生きられなくなる。


そしていつの間にか拡げてくれた世界は忘れ去られ、
気づけば小さなヒトの、前よりもっと狭い世界に閉じ込められている。


彼らの空が好きだったのに、
いや、彼らの空が好きだったからこそ、
彼らから空を奪う。


そして、人は空を見られなくなる。


でも、人は次の鳥を探せばいい。


籠の鳥にはもう空は見ることはできない。


でも、鳥は陸が嫌いなわけじゃない。


たまに降り立って人と同じ景色を見る。
人の近くに住むこともある。


疲れた時には羽を休める。


人もヒトの景色を持っている。


ヒトの景色も素敵なのに
人はしばしばそれを忘れる。


たまに鳥の景色を分けてもらい、
鳥にも景色を見せてあげられる止まり木でありたい。


そして彼らに話しかける。


鳥の景色は綺麗ですね。
ヒトの景色も悪くないよ、と。
スポンサーサイト
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

非公開コメント

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
QRコード
QRコード
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。