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「"これも自分と認めざるをえない"展」みてきた。

六本木で
企画展 佐藤雅彦ディレクション 「"これも自分と認めざるをえない"展」
を見てきました。

今はもう関西に帰ってきています。

サイトにもありますが、
この企画展のテーマは「属性」で、
とても考えさせられる作品が多い。

11月までやってるので、
一つ一つの作品について述べる事はしないけれど、
もっと大きなところで気付いた所が1つ。

それは「機械がやるか/人間がやるか」の違いは大きいと言うこと。

占い師のことを胡散臭いと言っている人でも、
診断アプリは進んでプレイしようとする。
めざましテレビの星座ランキングであれば楽しんで見る。

ぜんぶ人間が作ったものなのに、
プログラムになれば抵抗感なく受け入れる。

年齢を言い当てようとするという対人ならリスクの高い行為でも、
カメラとセンサー搭載のメカがやれば当たっても外れても笑い話になる。

人の気持ちがわかる脳―利己性・利他性の脳科学 (ちくま新書)人の気持ちがわかる脳―利己性・利他性の脳科学 (ちくま新書)
(2009/07)
村井 俊哉

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で紹介されていた話を思い出した。

あるゲーム(チキン・ゲーム)をしたときに

「相手が人間であると思っているときには、
相手が「意図」や「信念」を持ち、
それにしたがって判断・決断をするものとみなしていたが、
相手がコンピューターであると思っているときには、
「意図」や「信念」を持たないものとみなしていたのだ」(p46)


また、別のゲーム(10ドルの分割案を提示され、受け入れるかどうかというゲーム)
に関する実験の結果は、

「参加者は公平な提案をすべて受け入れた。
そして、提案が不公平になればなるほど、受け入れ率が下がっていった。
人と対戦しているときとコンピューターと対戦しているときとの比較では、
人と対戦している時の方が受け入れ率が低くなった」(pp.93-94)

とある。


今回の企画展では沢山の最新機器が使われていて、
かつ、興味深いテーマ、権威のあるディレクター、魅力的な作品が見られる。

それによって機械自体への疑問は
ほとんど無くなっているのではないだろうか。


機械は人間が作っているし、
機械には意図はないかも知れないが、
作っている人間には意図がある。

なのに、(特に大人は)機械の意見を無条件に受け入れる。


そう考えると「機械発」というのは相手の心理的な懐に入るには
かなり有用な手段なのではないだろうか。


「iPhoneアプリが相性抜群って言ってるよ」
そんなセリフは想像以上に効果的なアプローチなのかもしれない。
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