スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このエントリーをはてなブックマークに追加

本に書きこみをするのは

好きな所をもう一度見たいから、だけじゃなく、
好きな所を見つけた幸せを表現したいから、というのもあるのかなぁ。

一つの本があって、
その本が好きだったとしても、
僕はその本のすべてを愛しているわけではない。

その本の中でどうでもいいところもあるし、
もしかしたら嫌いなところもあるかもしれない。

その中で、「ここは好き」っていうところに
ちゃんと「ここが好きなんですよ」とマークするのが好きなのかもしれない。

たまに、「こことここは繋がっているよね。
と話しかけるように書き込むのも好き。

また、特定の箇所がなくても、
全体の雰囲気や文章の流れ方が大好きなものもある。
本は読んでないけど、映画の「博士の愛した数式」などはそれにあたる。

僕は好きなところ、どうでもいいところ、嫌いなところ、
文脈、バランス、どれもあるからこそ、その本が好きになる。

「その本が好きだから、その本に書いてあることは全て愛せる!」
という考えは僕には受け入れがたい。

だって、僕は僕のことを好きな人に、
「僕のことをすべて愛せよ」と言えないし、言いたくないから。

僕は本を「作者が作ったひとつの人物」
のようなものとしてとらえているのかもしれない。

知識を得るために読むのではないし、
むしろ、会話をするために読んでいる方が近い気がする。

「こいつ全然面白くないなぁ」と思えば、反面教師にするし、
「この人めっちゃすげー」と思えば、書いてあることの裏を読もうとする。

なんでこの人はこういう風になれたのだろう。
ここに書いてある内容以外の仕草や口癖から学べるものはないか。
書き込みしながら必死に学ぼうとしている気がする。

ビジネス書や自己啓発書であっても、
そこにある内容以外でも大きな違いがあって、
優しさを感じる文章もあれば、他を見下して小馬鹿にしている文章もある。
すごさを感じるけど合わないと感じるものも、
特にすごいことを言っていないのに、かなり好きになるものもある。
芸術性を感じるものだって当然ある。

ビジネス書や自己啓発書、という言葉をつかってしまうと、
なんだか固いイメージや厳しいイメージを抱きがちだけれど、
僕は
「ビジネスに強い想いがある(あった)人の想いや叫びがつまっているもの」
などというかなり都合のよい解釈を無意識にしていたのかもしれない。

「俺はこういう想いを持っているんだ!」
という人に
「いいねぇ!全部にむっちゃ共感するわ!」
って言われるのももちろんうれしいけれど、
僕は
「その部分は今まで気づかんかった!んで、むっちゃ共感する!
でもここは俺にとってあんましいいとは思わんね。ここは違うほうが好きだな」
っていう反応の方が僕は嬉しいんですよね。

だから、本を読む時でも、
全てを愛でる、あるいは全てのことを尊重するのではなくて、
「俺はここがいいと思う!」って書き込むことで主張しているのかもしれない。

で、読んでる途中に出た意見が
読み進めていくにしたがって見えてくる「本の人格」のようなものから
ささやかな反論がなされているように感じたりして、また自分の意見を練り直す。
人と話しているときに、相手の仕草や口調から気持ちを読み取って、
相手にちゃんと理解してもらえる言い方を考え直したり、
あるいは自分の考えの違うと気づいた部分は訂正するのと同じように。

そんな風に本と対話している気がします。

でも、全ての本に書き込みをしているわけではないのです。

この本は書き込みたくないな、と思う本もある。
そういうものは好きな所に付箋をはっているだけです。
たぶんこういう本とは結婚できない気がします。気を使うから。

いい事を書いているし、共感できない部分も好きだったりする。
やっぱりこういう本は身近に置いておきたいと思ったりするのです。

また、しょうもないな、って思う本は、
踏んだり蹴ったり、最終的にゴミ箱に投げ入れることもあります。

本だってそれぞれなので、読む速さも本によって変わります。


本って、形があって、手に持てるからこういう接し方ができるのかもしれません。

読書だからといって無理に肩肘をはって読んだりしなくても、
本を奇麗にしながら読もうだなんて思わなくてもいい、
難しくてよく分からなかったり、嫌いな本はとりあえず保留すればいい。
必要でない限り、僕の様に、「会話したい」など違う目的があるのなら
速読なんてしなくてもいい。
目的を都合のよい方向に調整するのは問題だと思うけど。
読まなきゃいけない、とか思うとしんどいし、
僕だって会わなきゃいけない、と思われて会われるのは嫌だし。

なんだか本ってもっと気楽に、自分の好きな接し方で
読んであげてもいいものだと思うようになったんですよね。
スポンサーサイト
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

非公開コメント

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
QRコード
QRコード
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。